ニレ科ニレ属 北海道ではアカダモと呼ばれる。英名エルム。
毎年この木の幹を ツノアオカメムシやヨツモンカメムシが歩いているのを見かける。なんていう木だろうと図鑑をめくってみるが、樹皮と葉っぱだけでは似たものが多くてわからない。2週間程前、見上げると枝に花芽のようなものがびっしりついているのを発見。しかし写真を撮るには遠すぎる。藪こぎをして少し高い場所に登って撮影。
そして今回、しっかり咲いた花を撮るためまた藪をこぐ。枝をつかむと花粉が煙のように漂った。(この花は両性花とのこと)竹の子ような帽子をかぶったかわいらしい冬芽と葉痕も見ることことができた。この花のおかげでやっと木の名前も判明してすっきり。ハルニレは、エノキ、ヤナギ類と共にヒオドシチョウの食樹でもある。アキニレは文字通り秋に花をつける。 撮影・・・2011-04-02
⇧ 左上:2011-03-19 その他:2011-04-02
⇧撮影:2011-04-16 花の後に葉が出るみたいです。