クルミは浜辺で拾うものだとずっと思っていた。袋いっぱい拾い集めた時の、ずっしりとした存在感。
山で実った実が、下を流れる川に落ちて海へたどり着く。そして波の力で渚に打ち上げられた。
時々石で割って、中の実を食べてみる。かすかに塩味がついていて美味しいものだった。軽い実はたいてい中身は真っ黒で腐っている。
自分の机の上や引き出しの中には、いつもクルミが何個かころがっていた。
たまたま川の端に生えていたクルミの実の数奇な運命を思う。
防波堤の上、壊れたクルミがあちこちに・・。実はきれいに食べられている。近くのコンクリートの道にはクルミの殻をくわえているカラスが・・。↓この辺りは車はほとんど走ってないので、高い所から落として割っているのだろうか?
カラスはとても賢い鳥。 撮影:2020-01-18