朝起きて、予想外に良く晴れていたのでびっくり。バタバタしていて観察用のグラスを買わずじまい。大失敗。それでもあたりが暗くなる様子を体感しようと外に出る。素人考えで、太陽がほとんど隠れるのだから夜のように暗くなるのかな・・・と思って。家の外壁に映る木の影がどのくらい変化するのか撮影。日蝕本体を撮影する技術も機材もないので。
いよいよその時間が近づいてくると、あたりは黄昏時の怪しげな世界に。ひんやりとして背筋がぞくっとしたのは気のせいか・・・。でもそれほど暗くはならなかった。円の端っこだけの光量でこんなに明るいなんて、やっぱり太陽ってすごい。
その後出勤途中、水田の水に映る太陽をなにげなく見て、パクリとかじられたような形をしているのに気がつく。まだ蝕は続いている時間帯。これなら自分にも撮影できそうな気がしたが、その時はカメラは持参していなかった。
その後ラジオで、木漏れ日もリング形になっているという情報を得て、自分の撮った影の写真を見てみる。この辺ではきれいなリングにはならずカチューシャ形。なんか変な影だなぁとちょっと思ったけどそういう訳だったのか・・・。
とりあえず、普段は見られない影なんだから、これが記念の一枚ということにする。 撮影:2012-05-21