時計草の花と実

トケイソウ科  英名 Passion flower

  時計草の苗を買って植えてみたのは、もう15−6年くらい前のことだったかな?

日本の花にはない、奇抜な華やかさに驚いた。でもその後姿を消す。

元々南米原産の植物だから、氷点下になるこの地では越冬できなかったんだろう・・と思った。

ところが何年か前、縁の下の通気口から、この特徴的な葉っぱが陽の光を求めて顔を出してきた。

そんなとこにいたの?ってかんじ。

 どうせ育たないからむしっていたが、毎年しつこく出て来る。一昨年あたりから、そんなに元気なら花でも咲かせてみろ!と軒下の植木鉢に移植。約束どおり花をつけた。その後、爆発的に蔓状の芽を伸ばして本性を現して来た。

 熱帯性の植物とはいえ、かなり耐寒性のある種類もあるとのこと。遅ればせながら検索してみると、その繁茂力ゆえに「庭に植えてはいけない植物」上位にランクインされていた。

今後、しっかり管理下に置くことを肝に銘じ、つきあって行こうと思う。はやり温暖化で、時計草にとっては過ごしやすい気候になってきたのだろうか・・?(そうだ!サンシェードとかにも使えるかも・・)

↑撮影:2021-06-14〜25

↑初めて実がなりました!   撮影:2021年07月27日

8月2日:色づいてきたので収穫!触ってみると、中がスカスカの紙風船みたい。中身はこんなふう。↑

酸っぱいだけの代物らしいので、味見はまた今度・・。    撮影:2021-08-02

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