ほぼ留鳥で、国内で繁殖するカモ。この池は市街地近くにあり、池の前まで車で乗り付けられるので、鳥にパンなどを投げ与えて楽しむ人が多い。でもここに住むカルガモ、コガモ、カイツブリ、カワウ、オオバンらは人が近づけば遠ざかる、いたってノーマルな野鳥たちである。(上の3羽のカルガモがそう)
パンをくれる人がやって来るとものすごい勢いで集まって来る集団が下のカモたち。(これは一部で数えてみたら全部で16羽いた)カルガモっぽいが、胸や頬が赤かったり、頭が黒かったり・・と個性豊か。たぶんカルガモと何かの交雑種(ハイブリッド)と思われる。この池では毎年、黄色いひよこのようなカルガモの雛が生まれるので、それが成長して白いカルガモになるようだ。アヒルとかの血が混じっているのだろうか? ちなみにアヒルはマガモを飼い慣らして家禽化したもの。とにかくこのハイブリッド集団は人を恐れない。
⇩左上の個体は本来のカルガモに近いかんじ。白いのはアヒルっぽい。
お腹の白い個体の翼鏡は青緑色。赤い胸はマガモ風。嘴はカルガモ風の者が多い。