拾った日:2015-03-23
林道脇で、猛禽の食痕を発見。雨に打たれた形跡があるので、4−5日前から落ちていたようだ。上は初列風切羽と思われるもの。フラットにならないので斜めから撮影。ひっくり返して裏側を見ると、(下)羽軸まわりがコーティングされたように厚みがある。(白っぽくテカっている部分)身体の割には小さな風切羽。
追記:このテカっている部分は文字通り光沢弁と呼ばれるものだった。ある特定の鳥達(日本で見られる鳥ではカモ目、中大型のキジ目、カモメ科の一部)の主に風切羽に見られるという。羽の強度を強めるためのものらしい。
こちらは次列風切羽と思われるもの。⇧⇩これの裏側は普通の羽根と同じだった。
その他、小さい羽根たち。⇧今まで拾ったことがあるのはこのタイプばかりだった。
発見時の様子。現場は若いヒノキ林。猛禽がヤマドリをおさえて止まれるような大枝はない。地面で羽抜きをしている途中、人か車が来たので獲物を掴んで移動したのかな?生体はキジの方がよく見かけるが、羽根はヤマドリの方がよく落ちている。