ヒカゲノカズラ

ヒカゲノカズラ科 ヒカゲノカズラ属

時々出かける峠道でみかける奇妙な植物。針葉樹の葉のようなモコモコしたものが地面をはっている。ツル性のシダ植物らしい。国内では、沖縄以外に広く分布。
別名は、オオカミノアシ、ムカデカズラ、キツネノマクラ、キツネノクビマキ等。「古事記」に出てくる天宇受売命(あめのうずめのみこと)がこのムカデのような草を胸にたすき掛けして舞った、というのも興味深い。胞子は防湿効果があり、花火や火薬に混合される。
また花粉増量剤としての利用もあるらしい。写真下は胞子。

撮影:2013-10-06

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