撮影・・・2011-03-19 イヌエンジュ(マメ科イヌエンジュ属)
重たそうな立派な帽子を目深にかぶった子供みたい。
維管束痕が上側に寄っているのが特徴。それでもなんとなく同定に不安を感じていたが、幹が菱形に裂けるという記述を見て間違いないと思った。(写真下左)それも年を経ると、つながって縦に浅く裂けるそうだ。白い菌類に侵された枝もあった。(写真下右)
『アイヌの人はこの木を「チクペニ」と呼び、墓標に用いた。』(ウィキペディアより)
名前のわからなかったものの正体がわかるとうれしい。冬芽がそのヒントになる、とこの冬思った。